2024年11月30日(土)『ごはん』の上映から始まった「おいしい映画祭2024」
12月1日(日)の『今日も嫌がらせ弁当』の上映をもちまして、全日程を終了いたしました。
今年も、本映画祭のオフィシャルサポーターを務める甘党男子のみなさんが、会場を大いに盛り上げて下さり、コンペティション会場がよい空気になったところで、一般コンペの部の授賞式が行われ、グランプリには西井舞監督の『幸福指数』が選出されました。
以下コンペティション部門一般の部受賞作
優秀作品賞
『幸福指数』西井舞監督
『マンチの犬〜アンパンとカツ丼〜』賀々贒三監督
『今日のスイーツに感謝を〜暮高男子スイーツ部〜』高橋雅紀監督
『MADE IN JAPAN』浮辺奈生子監督
『おべんとう』板橋基之監督
会場のお客様の投票によって選出される観客賞には浮辺奈生子監督の 『MADE IN JAPAN』が選ばれました。
そしてにじ協同組合賞に高橋雅紀監督の『今日のスイーツに感謝を〜暮高男子スイーツ部〜』が、まるは食堂賞に板橋基之監督の『おべんとう』が、それぞれ選ばれ、おいしい賞品の数々を手にしてにっこり。
前日に行われた、学生の部では井出みずき監督の『スフレ』がグランプリに輝きました。スフレって聞くとフランス語で「ふくらんだ」を意味するスイーツのスフレを思い浮かべますが、その「スフレ」は出てきません、では一体「スフレ」が意味するものは???
ほら、観たくなりませんか?
これが初めて撮った作品とは思えないクオリティーで審査員を唸らせていました。
観客賞は江口諒監督の『MATAYAKI』
JAあいち知多賞は『曇り味噌』の安川明里監督
にじ協同組合賞は藤沢理子監督の『おにぎり 〜食は彼女を変える〜』
がそれぞれ受賞
優秀作品賞は
『MATAYAKI』江口諒監督
『曇り味噌』安川明里監督
『Crevice』福嶋颯汰監督
『スフレ』井出みずき監督
『おにぎり 〜食は彼女を変える〜』藤沢理子監督
どの作品にもチカラがあって、未来を感じさせる何かがありました。
審査中に特別上映された東かほり監督の『ほろほろほかほかワシワシ食べる』や、山口晃三朗監督の『台湾ラーメンリハーサル』もお楽しみいただけたんじゃないでしょうか。ちなみに山口晃三朗監督は『家族めし』で、昨年行われたコンペの審査員特別賞(グランプリ)と養老ミート賞をW受賞した監督。こういう形で凱旋上映ができて良かったです。
そして招待作品は、『ごはん』でスタートし、『三日月とネコ』、『WILL』、生きること、食への感謝というテーマで、命や感謝についてもトーク。2日目には『おいしい給食 Road to イカメシ』『今日も嫌がらせ弁当』を、人と食をつなぐというテーマでお届けさせていただきました。上映後には、トークや抽選会なども行われ、どの回も盛り上がっていたのが印象的です。
何より、ラストを飾った『今日も嫌がらせ弁当』の上映終わりには、自然と拍手が起こり、シアターから出てくるみなさまのお顔から「良いものみたな~」オーラが発せられていて、こちらまで良い時間をいただきました。塚本連平監督の新作『35年目のラブレター』も本当に良い作品なので、映画館でご覧下さい。
そして、今回いろんなイベントがある中「おいしい映画祭」に、足をお運びいただきましたみなさま、本映画祭をサポート&お手伝いいただいたみなさま、おいしい映画祭を一緒に盛り上げてくれた「甘党男子」のみなさま、映画祭をご支援いただいたスポンサーのみなさま、支援という形でサポートしていただいたみなさま、ご登壇いただいたゲストのみなさま、そして会場となったミッドランドスクエアシネマ様に厚く感謝申し上げます。
来年また開催できるよう、クラウドファンディング、SNSでの感想投稿など、みなさまのお力をお貸しいただけたら幸いです。
それでは、来年もこの場所でみなさまとおいしい映画に再会できることを楽しみにしております。
再会できますよね?
それではまた、お会いしましょう!